ボトルキャップ回収実績再開のお知らせ 

当会は平成22年11月よりNPO法人としてアルミ缶の売上をWFPに全額寄付する活動を行ってまいりました。

またその傍らNPO法人エコキャップ推進協会の活動に賛同し、キャップの回収事業を並行して行い売却益をエコキャップ推進協会に送金してまいりましたが、2015年4月10日、「ペットボトルふた 回収NPO/ワクチン代 寄付せず」(朝日新聞)とした報道がなされ、ペットボトルキャップのリサイクルを進めるNPO法人エコキャップ推進協会がキャップの売却益があるにもかかわらず、ワクチン代として寄付していなかったことが判明しました。

エコキャップ推進協会はリサイクル業者を通じて得たキャップ売却益の一部を、認定NPO法人「世界の子どもたちにワクチンを日本委員会」へ寄付してきました。しかし、報道では2013年9月以降は寄付が行われておらず、エコキャップ推進協会に寄付を行ってきた団体・個人にも説明されていないなど数々の問題が判明しそれまで回収運動に取り組んでいた団体が相次ぎ運動の撤退を表明しました。

当会も一時回収活動を中止しておりましたが、他団体からの多くの要望もあり回収を再開し現在に至っております。当会はキャップの売却益をエコキャップ推進協会に送らず直接売却益100パーセントを認定NPO法人「世界の子どもたちにワクチンを日本委員会」に寄付しております。その過程で廃プラスチック価格の暴落もあり、当会でもワクチンの一人当たりのキャップの個数を誤って報告してしまいました。経緯につきましては先のインフォメーションで記載した通りです。

現在ボトルキャップの回収実績は準備中となっておりますが、回収活動自体は継続いたしております。現在実績は各団体に個別にファックスでお送りしております。

そこでボトルキャップの回収実績を公開するにあたり、皆様にお願いしたいことがあります。ファックスでお送りしている回収実績にはエコキャップ推進協会当時からの累積をお送りいたしておりますが、HPの回収実績につきましては当会が直接認定NPO法人「世界の子どもたちにワクチンを日本委員会」へ寄付したところからの累積実績を掲載いたします。長年ボトルキャップ回収活動を続けておられる団体の方々にはまことに不本意と存じますがよろしくご理解ください。

現在「エコキャップ」という言葉も商標登録され使えなくなっております。この点を踏まえエコキャップ推進協会に売却益を送金していた当時の累積を当会が使うことで不利益が生じないようにいたしたいと思います。

最後にNPO法人エコキャップ推進協会では売却益を認定NPO法人「世界の子どもたちにワクチンを日本委員会」には寄付しませんでしたが、他団体に寄付しておりその間の説明が足りなかっただけのようですので誤解のないようお願いします。

もう間もなくボトルキャップ回収実績を再開します。今しばらくお待ちください。