活動目的

 NPO法人「アルミ缶でボランティア」は、広く国民に対してアルミ缶の収集事業を通して環境への配慮、リサイクルの重要性を社会に促し、あわせてアルミ缶の再資源化で得た売却益をWFP 国連世界食糧計画の公式支援窓口である国連WFP協会に寄付し、WFPの学校給食プログラムを支援することにより、国連福祉活動に寄与し社会貢献の一翼を担うことを目的としています。

設立趣旨

 アルミ缶は、「アルミ缶からアルミ缶-何度でも生まれ変わる」という大きな特徴を持ち、リサイクル資源として有用なものです。

 私たちはアルミ缶の再生により、資源の有効利用や、地球環境保全について、もう一度考え直すことが必要であると考えています。特に子ども達に、アルミ缶がリサイクルできる資源であるということを学んでもらうとともに、日常的に環境問題に関心を持つ心を育てるため、平成21年9月より、学校をはじめとして、個人、自治会、ボランティアセンターなどでアルミ缶を収集し、これを回収する活動を行うようになりました。収集にあたっては、ホームページを活用して、学校間で収集したアルミ缶の数をランキング形式で競ってもらい、多く集めた学校には感謝状を送るなど、子ども達がゲーム感覚で楽しんで集められるように様々な工夫を凝らしています。

 収集したアルミ缶の再資源化の際には、集めたアルミ缶を地域作業所の障害者たちに、売却用に加工してもらい、わずかではありますが、これに対する労務の対価を払うことで、障害者の自立支援の一助となればと考えています。

 また、再資源化の売却益は、国連WFP協会に寄付することとし,、日本の子ども達が集めたアルミ缶が、世界のどこかの子ども達の給食になるという、助け合いの輪が広がる、国際的な見地に立った活動を行ってまいります。

 私たちは、アルミ缶の収集活動を通じて、環境への配慮や、リサイクルの重要性を社会に促すとともに、アルミ缶の売却益を国連WFP協会に寄付することで、開発途上国の子どもたちに少しでも多くの学校給食をWFPを通じて提供できるようにしたいと考え、このためには、組織の基盤を確立し、社会的信用を得て、より継続的かつ積極的に活動を行うべく特定非営利活動法人化は必須と考え、「特定非営利活動法人アルミ缶でボランティア」を設立するものです。

平成22年6月8日
特定非営利活動法人アルミ缶でボランティア
設立代表者 安藤 哲也

WFPの学校給食プログラムとは

 途上国では、生計を助けるため、農作業や幼い兄弟の世話などをして働かなければならない子どもがおおぜいいます。また、女の子には教育を受けさせず、家の手伝いをさせ早く結婚させるという慣習がある所もあります。

 WFP 国連世界食糧計画は、世界70カ国以上で2000万人以上の子どもに学校給食を提供する「学校給食プログラム」を行っています。学校で無料の給食が出ると、親が子どもたちを積極的に学校に通わせるようになります。子どもたちは空腹が満たされ、集中して勉強することができます。学校給食プログラムは、読み書きのできる自立した成人を育成し、飢餓と貧困の連鎖を断ち切るための鍵となる解決策です。

 学校給食により、子どもたちは紛争や災害、貧困、暴力などの影響から徐々に抜け出し、将来への希望を持ち、チャンスをつかむことができるようになります。

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